たまゆらの華さえいじくりまわす
蛇足のような余興のかま首が
ひとときの余談も許さない感じで
鼻腔に花粉を塗りつける
予兆も感じさせない感じで
求めてしまえば紛らわしい紛れで
伝えても、伝えても
ゲーム感覚のタレコミじゃ
何人かを経たのちに捨てられる
糞みたいにも思える、熱病の世を
突き抜けてく感じで詩を書いてる
止めなさい
きっと順番などないからね
静止を振り切って
生き死ににさえ華を持ち込む
咲いたり散ったり、枯れては落ちて
声も養分になると水を飲み
かすれるまで溜めて振りまく
気がつけば人に見せたくもなって
しょうがないからと鼻を掻いてる