紺色を黒に漬け込んだ刷毛(はけ)でなでたよう冬の朝は薄荷糖の安息で重苦しい題材さえ薄いものの積み重ねだって思えた 幸いにして雪が降らないそんなギリギリの氷点下に小さなつづらをあえて開ける勇気にしたたる水が凍った 飲み込んで吐いたら余計に寒い …
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